富士山〜清里〜軽井沢〜浅間山の東海縦断旅(前編)
2019年夏、子供の夏休み自由研究のネタ作りを兼ねた火山研究ツアーを計画しました。昨年夏、北海道へ行き、十勝岳・有珠山・昭和新山を見ました。今年のGWには九州へ行き、雲仙岳・桜島・阿蘇山を見て、少し火山や地震に興味を持った息子に「よくわかる火山のしくみ」という本を与え、夏休みまでに読み終えたので、仕上げに富士山・浅間山と有名な火山の体験を兼ねた旅行です。
1日目・出発の日
いつも旅の始まりは夜に出発、高速が空いていて、夜間割引もあるので夜の間に目的地の近くまで進み仮眠をします。冬に日光東照宮を訪れた際に利用し、綺麗だった静岡SAまで進みました。この日はあいにく、駐車スペースが工事されていましたが、まだ夏休みが始まったばかりで空きが多く、静かに寝ることができました。
2日目・富士山訪問
この日は南側より富士山を目指します。新富士ICで高速を降りて、国道139号線を北上。富士の樹海を通って、富岳風穴・鳴沢氷穴を観光しました。富士山の噴火により、溶岩流は粘性が強く、なめらかだったそうです。固まっていない溶岩から、ガスが噴き出して固まった穴が風穴・氷穴です。
氷穴・風穴は富士山の標高約1000メートル地点にあり、冬はもちろん氷点下。その冬の冷たい空気が洞窟内に滞留し、夏でも洞窟内には氷が残っているそうです。また、氷穴・風穴のまわりは溶岩なので地表の熱も伝わりにくいようです。
次に向かったのは、なるさわ富士山博物館です。ここで知ったのですが、「樹海では方位磁針が狂い、樹海に入ったら方角が分からなくなり、でてこれない」といった定説は間違いとのことでした。確かに、溶岩石は鉄分を含んでおり、磁力を帯びた物もあるが、方位磁針を狂わすほどの磁力はないとのことでした。
本来なら、きれいな富士山の写真を撮りたかったのですが、曇りで富士山を拝むことはなく、河口湖を抜けて、清里へ向かいました。
この日の温泉は「甲斐大泉温泉パノラマの湯」八ヶ岳を背に、南に広がる景色を楽しめる露天風呂がある温泉です。息子の大好きなフルーツ牛乳もありました(笑)
お風呂のあとは食事。清里の「萌木の村」内にあるレストラン「ROCK」に行きました。ここは先日、出川さんの番組「充電させてもらえませんか」でも紹介されてましたが、我が家が4年前に訪れた日の朝に火災があり食事できなかったレストラン。念願かなって、中で食事を頂くことができました。カレーやお肉中心のレストランですが、アメリカンな雰囲気のあるお洒落なお店で、素敵な時間を過ごせました。
この日の宿泊は、RVパーク「南きよさと」。電源利用をするため1500円を支払って利用しました。RVパークとして利用できる駐車スペースは、パーキングの一番下。街灯もなく、トイレも遠かったので、子供からは不評でした・・・
朝起きると、RVパーク利用でないキャンカーやトラックは、トイレに近い場所で止まってたので、電源が不要ならその方がいいかも・・・勉強になりました。
3日目・軽井沢
JR最高地点にある野辺山駅の横を抜け、141号線を北上。中部横断自動車道を通って、碓氷軽井沢ICより旧軽井沢へ。初めて軽井沢を訪問したのは2004年。以来、8回目の訪問。述べ20日は滞在してますが、キャンピングカーで訪問したのは初めて。サイクルキャリアに子供の自転車を積んであるので、子供たちはマイチャリで旧軽銀座を散策。
気になるお店をブラブラしながら、上皇様と美智子様の出会いの場として有名な思い出のテニスコート「軽井沢テニス倶楽部」へ。
旧軽銀座とテニスコートの中間にあった、ジェラートの有名店「リビスコ」は、テニスコートの横に移転し店舗が拡大してました。
家族みんなでジェラートを食べました。
次に、翌朝のパンを仕入れに「ブランジェ浅野屋」と「フランスベーカリー」へ。「フランスベーカリー」は、かのジョン・レノンが軽井沢滞在時に気に入って訪れていたという有名なベーカリーです。
少しゆっくり街を散策し、腸詰屋にてホットドックを買って食べ、今日の宿泊地キャンプ場・「ライジングフィールド軽井沢」へ。キャンプ場レポートは、別の記事にて紹介したいと思います。
日の高いうちにチェクインし、サイトの確認をしたらお風呂と夕食へ。サイトの確認だけで、設営が不要なのもキャンピングカーのメリットですね。
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